[対談形式]認知・決断・実行

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(3/9に江ノ島で将棋イベントがあります。お近くの方はぜひ行ってみてください。)

登場人物

進行:Shizuoka Brain(静岡脳)
紹介文
サッカーが好きな人。子供にもちろっとサッカー教えているらしい。

ゲスト:伊藤かりん(進行ちゃん)←あだ名の理由はググってくれ
紹介文
乃木坂46の2期生。将棋が大好き。サッカー経験者。過去にマリノスのイベントに参加したこともある。

(※この対談は完全なる妄想による対談です。)

では、対談スタート!!


静岡脳:(サッカーを観ながら)今のは認知のところでミスしている感じがするな~。

進行ちゃん:認知のミス?ただのパスミスじゃないんですか?

静岡脳:確かに結果だけ見るとパスミスなんだけど、技術のミスというよりも認知の部分でのミスだと思う。というか、当たり前のように認知の話をしてしまっているけど、どんなことかわかる?

進行ちゃん:いや、実はよくわかってないです。

静岡脳:サッカーだと実際にプレーをするまでに「認知・決断・実行」をすると言われているんだ。一つずつ説明していこう。

認知
認知(にんち)とは、心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。

静岡脳:まずはこの画像を見てほしいんだけど。

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静岡脳:進行ちゃんがもしボールホルダーだとしたら、どういうプレーを選択する?

進行ちゃん:味方にパスしますね。

静岡脳:なんで?

進行ちゃん:パスした方が得点が入りやすいと思うからです。

静岡脳:なんで入りやすいと思ったの?

進行ちゃん:目の前に相手が3人いるからドリブルで突破するのは難しい。けど、味方はフリーな状況なのでパスをすれば、味方がフリーでシュートまでいけると思ったからです。

静岡脳:進行ちゃんは相手選手と味方選手の位置を観て、どういうプレーをするのが適切なのかを考えたよね。それが認知です。例えば、ここでドリブルで突破することを選択して3人いるところに突っ込んで奪われたらどう思う?

進行ちゃん:なんで味方がフリーなのに難しいプレーを選択するの!!と怒りますw

静岡脳:そうそう、そう思うよね。これが認知のミス。ドリブルで突破する可能性も0ではないけど、その可能性はかなり低いし、もっと簡単かつ得点の可能性が生まれやすいプレーがあるのだったらそちらを選択するべきなんだ。

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静岡脳:さて、次は決断にいこう。

決断
1 意志をはっきりと決定すること。
2 正邪善悪を判断・裁決すること。

静岡脳:相手選手と味方選手の位置を観て、どういうプレーが適切なのかまでは考えたよね。そこまできたら次は決断しないといけない。今回で言えば、フリーの味方にパスをするという決断だ。

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静岡脳:最後に決断したら次にやるのは実行。

実行
1 実際に行うこと。
2 刑法で、故意をもって犯罪を構成する要件にあたる行為を行うこと。

静岡脳:これはわかりやすいね。実際にパスをするアクションのこと。試合を観ているとき視覚でわかりやすい部分。

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静岡脳:どんなプレーでも、基本的にはこの認知・決断・実行が行われている。それがすごい選手だと無意識やるようになるんだ。

進行ちゃん:無意識にですか!?

静岡脳:そうだよ。何度も何度もプレーすることで、どんどん無意識の中でやるようになっていくんだ。実際のプレー中に「うーんと、相手はどこにいて、味方はどこにいて…」ってゆっくり考える暇はないからね。さらに言うと、サッカーというのは常に変化が起きるスポーツ。1秒後に同じところに選手がいるとは限らない。常に一瞬一瞬で判断をしないといけない。言うのは簡単なんだけど、このサイクルの精度を上げるには小さな積み重ねしかないんだ。

進行ちゃん:もしかして、これも育成年代からの話ですか?

静岡脳:鋭い!!2人1組でやる対面パスの練習ってやったことある?

進行ちゃん:ありますよ。

静岡脳:あの練習って、認知・決断・実行を鍛えることができると思う?

進行ちゃん:うーん、相手もいないし、正面にいる味方にパスをするだけなので、鍛えることができない気がします。

静岡脳:対面パスの練習が悪いってわけではないんだけど、この練習に認知・決断・実行を鍛える要素はない。意識するとしたら、ファーストコントロールとパスの精確さや強さくらいだろう。ただ、こういう認知・決断・実行を鍛えられない練習が日本だと結構多いんだよね。そこを理解して、練習を組んでいればいいんだけど、認知・決断・実行の要素が少ない練習ばかりしていると将来選手が大変になる。プレッシャーがないところではボール扱いが上手いのに、相手のプレッシャーがあると上手く扱えなくなってしまう。でも、サッカーってのは相手が100%存在するスポーツだから、プレッシャーがない状況でボールを上手に扱えることが評価対象に入るのかといったら微妙だと思う。セットプレーはあるけど、ほとんどがプレッシャーがある状況でボールを扱うからね。

進行ちゃん:確かにそうですね。相手ありきで考えれるようになるとサッカーが上手になる気がしてきました。

静岡脳:相手ありきでサッカーというスポーツを考えれるようになると本当に上手になるよ!ということで、今回はこの辺で終わりにしょう。そうだ、最後にイングランド代表のケイン選手が認知・決断・実行について語っている動画を残しておくね。それでは、また!




終わり。

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